年少の娘がいます。4月に近所の幼稚園に入園以来、娘は毎日幼稚園で習う歌を歌い、どんな工作をしたのか、誰がどんなことを言ったのか、評判の奈良でも保育園はどこにもひたすら詳細を話してくれ、毎日が楽しそうです。そんな娘をある日、サプライズのつもりで覗きに行ってみました。運よく、園庭でクラスの子ども達と遊んでいるところでしたので、物陰から様子を見守っていました。自分の娘は積極的で少し行動的すぎる面があると感じていましたが、その日は一人で隅っこでしょんぼりしていました。家で話している楽しい雰囲気とは違うため驚きました。求人の保育士は奈良から大和高田で家に戻って話を聞いてみると、「あそぼ」と言ってみたけど「ダメよ」とお友達に言われたため、悲しくなってしまったそうです。4才と言えどもしっかりとグループを作りがちな女子の世界が存在していました。同時に、家で楽しそうに話している姿としょんぼりしている姿にギャップを覚え、幼稚園の先生に夫婦で日頃の話を聞いてみたところ、幼稚園の先生は自分の体験を踏まえて詳しくお話をしてくださいました。先生は、幼稚園の頃はお友達に意地悪されても叩かれても、何も言えず、黙っているタイプの子で、お家の方にも素直にお話できなかった。あるときお母様にバレて、強くなるよう毎日毎日諭されたそうです。そんな自分の体験から、意地悪されて落ち込んでいる子を励ましたり、言い訳する意地悪な子が甘えてくるときにも可愛さに騙されないように自分を奮い立たせているとのことでした。意地悪して怒られる子が先生に甘えてくる、ということをしっかりと見極めてらして安心できるなと、少し嬉しくなリました。