最初は不安だった幼稚園のお餅つき大会で先生にほめられた思い出

幼稚園のころの先生との嬉しい経験の一つがお餅つき大会でした。私はまだ餅つきをしたことがなかったので楽しみでしたが、その反面、コント番組でみた餅つきで手を杵でつかれて大きく真っ赤になるシーンが何度も思い出されて、失敗したら手が大変なことになるかもしれないと恐れもありました。そして、1月の寒い日に、大和高田で保育士の求人を求めてこの体育館でお餅つき大会が開かれました。園長先生がお餅を杵でついて、先生たちがそれを小さくとりわけて、私たちにくばってくれました。安全のためというか、まだ幼稚園児で杵を振るのは難しいからか、餅つき自体は先生たちだけでやっていたので、私が心配していたことはなくなりほっとしながら、もらった餅を丸めていました。その後、納豆やきな粉を餅をのせたお皿に持ってもらって、口コミから奈良で保育園がここなら良いとみんなで一緒に食べました。先生は私の丸めたお餅をみて「〇〇君のお餅とてもきれいでお月様みたい」といってくれました。今思うと餅の形がボールのようだったことをフォローしてくれたのかもしれないのですが、先生にほめられて私はすごくうれしくなり誇らしい気持ちで自分で丸めたお餅を食べました。最初は不安が一杯なお餅つき大会でしたが、先生にもほめられて、とても楽しい思い出になりました。

投稿者 l0ofh0