卒園式で見えた先生のさりげない優しさ

今年、子供が保育園を卒園しました。職場に併設の保育園で、人気の奈良でも大和高田で保育園が良いのは在園中に保育園の運営業者が変わるなどの変化があり、それに伴って先生の8割が入れ替えとなることも…。保護者も子供も先生もお互いに慣れるまでに時間がかかり大変な時期もありました。そんな中、ましてコロナということもあり卒園式もどうなるのかわからない…という状況。なんとか開催されることになったものの、出席できるのは母親のみ。子どもたちは卒園式ができることに喜んでいました。一人で奈良で話題の保育園を大切にしたいと本来なら両親へのお礼、子どもたちから在園児へのプレゼントなどもあるのですが、今回はすべて中止。挨拶もすべてカット。できるだけでありがたいという気持ちと少し残念という気持ちが入り乱れていました。先生たちにせめて何かできないかと思い、子供たち一人一人のアルバムを先生とのエピソードを交えてアルバムにして渡しました。いつも大きな声で笑ったり、時にはちょっときつく怒鳴ったりしていた先生もそれには涙。皆で写真をとって帰りました。帰宅してみると誰からかわからないプレゼントが。子供のすきなリラックマのクリスタルコップ。子供に聞いても誰からなのかわからない…なんだろう?園からのプレゼントなのだろうか?と思っていましたが、保育園に行く用ができたので確認してみました。するとそのアルバムを渡した先生が、卒園式の前に一人一人に好きなキャラクターを聞いてそれに合わせてわざわざ用意してくれたということが判明。さりげなく、目立たないようにしながらも子供たちのことを想ってくれている想いが伝わりとても温かい気持ちになりました。良い保育園の先生にめぐり会えたことに改めて感謝しました。

私の記憶に一生残る保育園の先生

保育園に通っていたあの頃。もうそれは20年以上前のことですが、今でも忘れることはないほどわたしの記憶に強く残る先生がいます。厳密にいえばその方は先生ではなく、保育園バスの運転手です。奈良で大和高田で保育士を採用しようと棚瀬さんという保育園のバス運転手をしていた当時60歳くらいの男性の方です。私は当時その棚瀬さんという方にとてもかわいがっていただいておりました。毎朝、自宅に保育園バスが到着すると「ゆうきくんおはよう!!今日も保育園がんばろうね!」と大きな声とともにいつもハイタッチをしてからバスに乗って保育園に行くのが日課でした。評判では奈良が良いと保育園を見つけるにはもちろん、ほかの園児たちにも大人気だったので、園児全員に優しい方だったのですが、私に対しては特にかわいがってくれました。当時私は昆虫図鑑を常に首にかけていた虫大好き少年だったので、いつも保育園に着いてはすぐに虫を探していたのですが、棚瀬さんはいつもバス業務が終わると私とつきっきりで先生でもないのに一緒に虫を探したり遊んだりしてくれました。年長さんの時に山に行って山小屋に1日泊まる自然学習というイベントがあったのですが、その時も棚瀬さんはわざわざ私のために山奥までカブトムシを捕りに行って虫かご一杯に持ってきて当時の私を喜ばせてくれました。卒園のときも涙を流して「卒園してもおじちゃんはゆうきくんのこと忘れないからね」と強く手を握り締めてくれました。今思い返しても本当にいい人だったなて思います。思い出して会いたくなってきてしまいました。今でも元気に生きてくれていることを願っています。そんな私の記憶に残る保育園のお話しでした。