保育園の先生が教えてくれた大切なこと

私が通っていた保育園では、毎日お昼寝の時間が設けられていたのですが、私は昼間はまったく眠くならない子供で、お昼寝の時間に眠れたことがありませんでした。その時に先生にかけられて印象的だったのが、「寝ないの?眠くないの?」という言葉です。本当に何気ない一言なのですが、もしこれが「寝なさい」や「寝なきゃダメでしょう」だったら、私はお昼寝の時間をもっと嫌がるようになっていたと思います。「しなきゃダメ」と強制されなかったからこそ、私はみんなが寝入っている退屈な時間も、みんなと同じようにあお向けに寝転がって静かに過ごすことができたのだと思います。嬉しいエピソードとしてもうひとつ印象に残っているのが、お絵かきに関するできごとです。私は小さい頃から絵を描くのが好きだったのですが、今考えると、小さい頃の私は今よりも独特の感性を持っていました。本来黄色のキャラクターを青色で塗ったり、空を緑で塗ったり…しかし、そんな私の絵を見ても、先生は「変だ」「間違っている」とは言いませんでした。だからこそ、私は今でも楽しく絵を描けているのだと思います。お昼寝のこともお絵かきのことも、ほんの小さなことですが、「みんなと同じでなくてもいい」と教えられたようで、私にとっては嬉しいできごとでした。我が息子は幼稚園入園前からヤンチャ小僧でした。ヤンチャですが決して人に危害を加える『乱暴』な子では無く悪戯向きのヤンチャ小僧。公立の幼稚園ですが入園前に面談がありその際、幼稚園に入園したくない息子は出掛けるその時に自分で顔に大きな髭を描き、フック船長のコスチュームに自分で着替えていました。時間もありませんでしたし、こういう実状も含め見て頂くのに好都合とそのまま連れて行きました。勿論、椅子にも大人しく座っていません。あえての悪い子演技です。悪い子は幼稚園に入れて貰えないと思っているのです。全てを分かってやってますので叱りません。諭して考えさせます。その様子も見て頂きました。その後は無事入園。園長先生、クラスの先生、皆さん息子が何かやらかすごとに『理由』を根気強く聞いてくれる対応を取って下さいました。『〇〇君が何かやるには彼なりの理由がちゃんとあります』とその日のお迎え時にお話を聞きました。その理由がまた面白くてね、、と園長先生。面白いのだけど筋も通っているのよと。多分、こういった対応を取って頂けなければ息子はただの悪い子で問題児扱いだったことでしょう。卒園時には大人しく椅子に座れている息子を見て涙を流して下さった年少時の担任の先生。難しい子をキチンと受け止めて頂き安心して任せられた幼稚園の先生方でした。
|クリニック集客ノウハウ|病院ナビ|病院ラボ|病院の教科書|クリニックナビ|クリニックラボ|クリニックの教科書|病院ネット|医療ナビ|医療ラボ|健康ナビ|