幼稚園の先生は、子供も親も育ててくれる

幼児期、初めて親と離れて長時間過ごす事になる幼稚園。私の子供時代は二年保育が主流で、求人の保育士を奈良の大和高田では年少から幼稚園に入る子は珍しい方でした。じゃあ年中からならお友達も沢山いるし、幼稚園なんて余裕なのかと言えば全くそんな事は無く、仲の良い幼馴染とはクラスが違うし、周りは知らない子達ばかりでよく泣いていたのを覚えています。けれど、そんな私の様子を見て、とても忙しいはずの担任の先生は、よく声掛けをしてくれたり、私を膝の上に乗せてたくさんお話をしてくれて、徐々に安心して幼稚園に馴染む事が出来ました。不安がある時、先生という安全地帯を作ってくれたから出来た事だろうなとすごく感謝しています。話題の奈良から保育園を探すとなると今は親の送迎か園バスが当たり前ですが、当時は先生が園児を集団で歩かせて自宅近くまで送ってくれていました。田舎だったので、たまに道の途中でたぬきが出て来たり蛇が出て来たりするのですが、そういう時はパニックになる私達を優しくなだめてくれたり、私達の前に腕を上げてかばうようにして歩いてくれたり、すごく守られている安心感がありました。もう一人のお母さんといった感じで、卒園してからもつい何度か幼稚園に遊びに行ってました。親になって地元で子育てしている為、自分が通っていた園に子供を通わせる事になったのですが、その先生はもう退職されていました。それは残念でしたが、自分の子を担任してくれる事になった先生が、私の先生についてずっと働いてこられた先生で、どことなく教育方針が私の先生と同じ様に感じました。育児に関する不安に対しアドバイス頂いたり励まして下さったり、時にはお叱りをうけることもありましたが、それは子供と私の事を考えてくれているのがよく分かって、嬉しかったです。先生のお陰で、味方がいるんだと安心して育児出来ました。子供の頃から何かと不安を抱えやすいのですが、幼稚園の先生のお陰で、どちらも乗り切る事が出来、とても感謝しています。