数年前に結婚し、もっと求人の保育士を奈良の大和高田ではどんなにして嫁いだ先は、山あいの”the 田舎”な場所。地域住民も高齢化が進み、若い人たちはこぞって都会にでていき、地元に戻る人はごくわずか…そんな地域です。その土地で若いお嫁さんが来たのは10数年ぶりとのことで、近所の人たちからの視線がまるでパンダをみるような目で非常に不快だったことを今でも鮮明に覚えています。どうも評判の良い内科や歯科医院がこんなにかそんな地域ですから、もちろん子供の人数も1学年に5人いるかいないかのレベル。子供のことを考えると、人数が比較的多い里の幼稚園や小学校に通わせてあげたいところですが、姑さんの意見には逆らえず、山あいの保育園に通わざるを得ない状況になりました。嫁いだ身なので、その保育園がどんな場所なのか?先生や子供との関係性は?そんな高槻ではトイレつまりのことはここからも自宅から保育園までの道のりや距離は?…と何も情報がないので、不安でいっぱいでした。その保育園は未就学児は預かってもらえませんが、体験保育という名目で月に1回、園児の皆さんと交流できる会があります。一刻もこの場に慣れないと…と慌てていたため、毎月欠かさずに参加していました。すると、園長先生が、体験保育の積極的に声をかけてくれたり、私の話(嫁ぎ先で困っていることはないか?よく眠れているのか?等々)を聞いてくれました。こんなに素行調査を行う探偵は大阪でやってる若いお嫁さんは私しかいないので、誰かに話を聞いてもらえるのは本当にありがたかったし、「子供の人数云々ではなく、少ないからこそ親ともコミュニケーションが取れて、子供も大切にしてもらえそうだな」と安心しました。また、年少さんクラスの先生は男性でしたが、気さくで「〇〇さん、一緒にブランコしようか?」と私の子供を誘って園児たちの輪に入れてくれました。高齢化が進む地域では、子供を預ける場所がどこにするのか本当に迷ってしまいますが、人数が少ないからこそ丁寧な対応で親も子供も安心して過ごせるように工夫してくださっていると感じました。そこで人気の奈良でも、この保育園は特別になんにして全国には幼い子供が巻き込まれる悲しい事件が多く聞かれて心が痛みますが、「毎日子供が笑顔で過ごせればそれでいい」そう強く感じています。